薩田建築スタジオ
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高知・蔵の家

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高知市郊外の鏡川上流の河川敷近くに建つ、延べ11坪の女性の一人暮
らしのための小さな家である。
厚塗りの土壁が呼吸することで安定した室内環境を作り出す蔵からヒント
を得て、土に囲まれた「土蔵の家」を設計した。伝統的な蔵の大きさである
2間×3間の「6坪蔵」を基本に住宅としての機能を付加した。柱は蔵の流
儀に合わせ、4mの通し柱を半間ごとに入れた。外壁の妻側は丸竹に荒
縄を巻き、荒土を30センチ弱付け上から土佐漆喰で磨き、桁側は荒引き
の杉の下見板で全体を覆った。屋根は厚い鉄板の浮き屋根とし、1200m
mほど軒をはね出した。室内は、竹小舞に土をつけわら入りの石灰で仕上
げた。木材はほとんど国産の杉を使用した。
掲載誌:
『コンフォルト』0505別冊「土と左官の本3」
『古民家スタイル3』0411
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続く..
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