玉川上水の家


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玉川上水に面して建つ延24坪の住宅である。
敷地の制約から建物をL型とし、道路と反対の北西の隣地側に地下の中
庭を設けた。竪穴上の中庭からは、周囲の建物が消え、空だけが見える。
「田の字型プラン」になぞらえ、エレベータを基軸に4人の家族が生活する
ための諸室をコンパクトに配置した。 階段を外に配し、エレベータのみで上
下階を移動する究極の家である。
外壁は荒々しい左官の腰壁と乳白の再生ガラスによるスクリーンによる対
比的な仕上げとした。
現代の障子をイメージした柔らかな光がリビングダイニングを包みこみ、ス
リット状の横長窓からは玉川上水の緑を間近に見ることができる。

掲載誌:
『新建築 住宅特集』0604 『日経アーキテクチュア』0609
『新しい住まいの設計』0712


Hideo Satsuta